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下ノ川原ニ居リマス

名ばかり事務所「オフィス カッケン」から、身の回りのこと、いきもののことなどをメモしてゆきます。

こんなところにすむことになった

家のこと 自然のこと 地域のこと

大家さんは、学生時代の遊び仲間だ――というのはちょっと表現がくだけ過ぎているけれど、実際そう外れてもいない。子供の年齢とさほど変わらない僕たちと一緒になって川で遊んでくれたひとたちとの縁があって、今こうして庄内での生活の第一歩を踏み出すことができている。

僕が住み始めたのは、市の郊外にある、建てられてからもう100年以上にはなるという農家造りの一軒家だ。間取りは現在で6LDKくらいで、居間や台所がリフォームされていて小奇麗なのに、和室などはとても歴史を感じさせる。僕が借りた敷地には、昔の馬小屋、蔵、車庫があって、隣には昔の養蚕小屋だという大きな建物がある。

川の支流の谷沿いの田園地帯で、家のすぐ裏と家の前を流れる川の対岸にはすぐ山が迫っている。山はだいたいが杉の植林で、上のほうには広葉樹林が残っていたり、一部では在来野菜のカブのための焼畑が行われていたりする。

 

家には裏山から湧水が引かれていて、水道の一部を山からの水でまかなっているほか、家のふたつの池ーー家の前の池と、庭の池ーーに流れ込んでいる。池にはコイが放されていて、冬を越せたようだ。庭の池のことはまた別に書く。家の裏には2町歩の畑。

裏山は杉林で、林縁部にモウソウチクチシマザサが広がっている。林内の明るい箇所には広葉樹も入っているのだけれど、ツバキ以外の低木の種類がまるで分からない。クルミと思しき幼樹、タラノキも少しある。林床にはコゴミ(赤コゴミ:アブラコゴミと青コゴミ:クサソテツ)が伸び始めていて、とりあえず胡麻和えなどにしてみた。ギョウジャニンニクも出るとのことだけれど、まだ少し早いようだ。

地域の神社や敷地内の城跡や阿弥陀堂のことなど、歴史方面でもとても興味深いものがあるのだが、勉強不足で言及するに至らない。

とりあえずこんなところ。