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下ノ川原ニ居リマス

名ばかり事務所「オフィス カッケン」から、身の回りのこと、いきもののことなどをメモしてゆきます。

かもすい年パス奇譚

地域のこと

弟夫婦や妻友人らがはるばる遊びに来てくれて、賑やかな連休だった。小さな子連れ夫婦とカップルがうちに泊まっていって、家の周りを散歩したり、市内観光をしたりした。

地域の観光資源や遊び場は多い。僕はそう感じているけれど、「やまがた県に行ったらどこに行く?」みたいな質問に、県外のひとがすぐに答えられるだけの知名度はない。そんな中、庄内地方にある加茂水族館は、昨年クラゲドリーム館としてリニューアルオープンを果たし、子連れやカップルにも安心してオススメできるスポットだ。僕たちは、上記2組の案内として、3日間で2度訪れることになった。

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ある程度予測していたことではあったけれど、水族館は非常に混んでいて、いずれも開館前に駐車場はほぼ満杯、つい先日オープンした第3駐車場のキャパも既に上回っているのではと思わせる車の出だった。駐車場からのシャトルバスも車の列に埋まり、一番効率がいいのは少し離れた第2駐車場に停めて徒歩で向かう、というものだと判断した(第2駐車場は市街地からのルート上にあること、水族館横の第1駐車場まで車で行って満車だったときの時間ロスが大きいため)。入場にも30分から1時間の列が出来ていて、今までゆっくり見て回ることしかしなかった僕たちには衝撃的な風景だった。館内の混み方もすごく、クラゲ水槽周辺では写真撮影のために立ち止まることが制限され、ひと回り1時間半~2時間程度にならざるを得なかった。時期柄仕方ないとは思うけれど、ゆっくり水槽前を行き来して、写真を撮ったりするのが好きなので、やはり混んでいないときに行きたい。

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ところで、こちらに越してきて驚いたことのひとつは、「加茂水族館には年間パスポートがない」ということだった。かもすい通いを楽しみにしていた妻の驚きは特に大きかったようだ。

僕たちの常識がズレているかもしれないが、これまで行っていた水族館や動物園では年パスがあるのが当たり前だったこともあり、「ない」ということを想像すらしていなかった。

財政上の問題なのか、集客力のある水族館で収入減につながりかねない策を取らない方針なのか、理由はよくわからない。水族館は市立であり、運営は鶴岡市が行っている。同市は子育てにかなり力を入れている一方、観光にはそれ以上に取り組んでいる印象で、もしかしたら年パスは相反する存在なのかもしれない。そもそもかもすい自体のウリのひとつが「貧乏水族館と名物館長の苦労話」みたいなところがあるし。

開館時間・入館料 | 鶴岡市立加茂水族館

とはいえ、幼児(小学生以下)の入館料は無料だし、小中学校などの行事利用では減免措置がとられているので、子供向けの対策が年パスという形として表出していないだけとも言える。

僕たちはあくまで「何回も訪れたい大人」であって、別に子供がいなくても年パスは欲しい。現在の入館者のうち、市内・県内・県外の割合がどうなっているか/一年内の再訪者数とかがある程度わかれば、年パス発行による金銭的損失の有無もはっきりするだろうけれど、既にそれらは検証済みで発行しない判断をしているのか、知りたいところではある。

なお、おとなり秋田県男鹿水族館GAOには年パスがある。入館料1,100円、年パスは2,500円。3回目で元が取れる、いい感じの値段設定と思う。

入館料金|男鹿水族館GAO

 

以上、市に要望メールでも出してみようかしら、というオチまでの愚痴が長い話でした。