下ノ川原ニ居リマス

名ばかり事務所「オフィス カッケン」から、身の回りのこと、いきもののことなどをメモしてゆきます。

レッド・リヴァー、ブラック・カッケン

町中を貫流するアカ川で、子供向けの川遊びイベントがあった。手伝ってくれとの声がかかってからいそいそと準備を進めた。
僕の川遊び時の装備は、セパレートタイプの安物ウェットスーツ、鮎足袋、度入りの水中メガネを基本スタイルとしているのだけれど、特にウェットスーツは買った10年前から体型がやや変化し(歪曲表現)ていることを踏まえ、膝丈のネオプレンパンツ、長袖のラッシュガードを新調した。それに、自分でアイロンプリントしたダサい白いドライTシャツを合わせた。完璧だ。デザインが決定的にダサいのには理由があるが、ここでは割愛する。
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楽しみにしていた理由のひとつ、そして僕がこの町に移住した理由の観念的で大きな理由が、川があたたかいことだった。北海道の川は夏でも水温が低く、子供らを遊ばせていても、泳ぐのは1時間半が限度だ。こちらは朝から夕方まででも浸かっていられる。
移住者の方とお話する際、「どうしてこの町に?」という質問をされることがある。僕は上記の理由をまず話すのだけれど、その感想として「詩的ですね」とかなんとか言っていただいたことがあって、万人に説明しやすい理由ではないのかもしれない、とそのとき改めて気づかされたのだった。
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イベント自体は盛況に終わり、僕自身もさんざん楽しませていただいた。日焼け対策をまるでしていなかったので、膝から踝までと、首から上が真っ赤になってしまい、ふくらはぎおよび膝裏、頭皮がひりひりしている。眠れないほどではないけれど、スラックスが擦れて痛い。次回の課題とする。
川原で、ずっと使っていた一眼レフ用レンズ(SIGMA 18-50mm f2.0 MACRO)が壊れてしまったのが残念。イベントとは関係ないが、記録として。